ンゴロンゴロ保全地域は、世界的に名の知れた観光地です。1959年に、複合的な土地利用を進めるエリアとして設けられました。野生動物と、伝統的な家畜の放牧を行う半遊牧民マサイ族が、共存している地域です

その卓越した自然の価値は世界中から認められ、タンザニアで初めて、1979年、自然遺産に登録されました。2010年、ユネスコの追加登録により、世界複合遺産になりました。1981年以降、ユネスコの「人間と生物圏計画」のもと、セレンゲティ国立公園とンゴロンゴロ保全地域は、生物圏保護区に指定されています。保全地域は、世界で最も成功した複合的利用管理地域(IUCN保護地域カテゴリーVI)です。原住民(約88,000人)
が、野生動物と共に、仲良く平和に暮らしています。保全地域にある壮大なンゴロンゴロクレーター(250 km2)は、東(グレート)・リフト・バレーにある、世界最大の完全なカルデラです。クレーター内には、有蹄類が数多く生息しています。自然な環境にいるク ロサイを確実に見ることのできる場所でもあり、ライオンが最も密集して生息することで知られている場所
でもあります。ンゴロンゴロクレーター内においては、自然のままの環境にいるゾウ、サイ、ライオン、ヒ ョウ、スイギュウを、4時間のツアーで見ることができます。このような保全地域は、世界でたった一つだけ でしょう。